WORKS-施工事例-
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- 城山のサロン_広島市
- <strong>城山のサロン</strong><div><strong><br></strong></div><div>理容院の移転計画になります。間口≒2.1m x 13m 面積≒8.5坪の面積は小さいけど、クライアントの思いは大きく膨らんだ計画です。平屋であり、ごくごくシンプルな建物形状ではあるが、周辺環境は交通量の多い道路に面し、両隣、背面は建物がない為この建物がポツンと引き立つような計画にしたいと思った。以前使われていたエントランスは道路面に近すぎ、また建物バランスからも見ても大きすぎて構えすぎていたので本計画ではエントランスは以前は勝手口として使われていた場所へと変更し、建具を入れ替えまた庇や照明器具を演出することにより主張しすぎないで優しく、温かい門構えへと変更した。またこの位置をエントランスにすることにより建物内に入ったときには間口に対してかなりの奥行き感を味わうことができ不思議な空間感覚になります。外壁は塗装をやりなおし、男らしくもどこか優しさの醸し出すグリーンとした。あるようでないようなグリーン。何個もサンプルをつくりクライアントと悩みに悩んだ結果出てきたグリーンです。照明器具も入れ替え、サインや建物間口の足元を照らしだし浮遊感が出るようにしました。内部空間においては、それぞれはコンパクトなレイアウトにしつつも、クライアントの一番の要望の古材を壁や天井など適材適所へ配置し、家具も壁や天井とはまた違う古材を採用し古材は古材でも違う材を使用することにより、古材と壁、天井のホワイトがかみ合い、古材と一部スチール黒皮の棚板、古材棚板の小口にはスチール黒皮プレートを貼り、木もくしさのうるささを抑えどことなく落ち着いたリラックスできる空間バランスとした 。 <br></div><div><br></div><div>【概要】</div><div>計画地:広島県広島市</div><div>用途:理容室(改装)</div><div>延床面積:29.00㎡(8.77T)</div><div>施工:サカス・consent・カモクラフト</div><div>写真:足袋井竜也</div>
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- 豊中のヘアサロン_大阪府豊中市
- <div><strong>豊中のヘアサロン</strong></div> <div><strong><br></strong></div><div><div style="text-align:justify">主に兵庫県尼崎市阪急沿線で店舗を構えているヘアサロンの4店舗目、大阪初出店の計画になります。</div><div style="text-align:justify">限られた最小限のコストと最大限のパフォーマンスを目指して計画を進めた。</div><div style="text-align:justify">クライアントの要望の清潔感のある店内とは少し相反していますが床はモルタルを薄塗りし、外周周りのRC壁は既存時の凹凸の激しいGLボンドをできる限り撤去し、荒々しさを少しでも無くすために塗装を施しRC天井は既存のまま再利用とし出来る範囲での荒々しさを取り除き、コストを抑えるよう心掛けた。</div><div style="text-align:justify">外周部の仕様が定まった次はカットスペースのチェアの配置について。</div><div style="text-align:justify">外周部のRC壁になるべく目がいかないよう、また室内形状をいかして中央に2.9mと8.5mのカット兼待合の長いテーブルを配置し、一番奥にシャンプースペースを配置することで、エントランスから入って来たときの奥行き感や対面式のカット台などなるべく中央に中央に目が行き通るようまたその他の部屋はなるべくコンパクトにシンプルに空間配置を計画した。</div><div style="text-align:justify">カット兼待合の長いテーブル、待合ベンチのフレームはスチール黒皮仕上に天板はラワン合板とし、レセンプションカウンター天板や壁押え材にはステンレスHOT材や腰壁に一部スチール黒皮、その他収納など家具の小口にもスチール黒皮のフラットバーを貼るなど経年変化を経て素材の価値がでる素材を採し、外周部の床、壁、天井と合わせて素材の質感を大切に、竣工時がベストの空間でなく何年か先がベストの状態になっていく素材選定をしました。エントランス入って直ぐ右手のレセプションカウンターもカウンター+サイドにはカラーラボを併設しカット台と同様長く、奥行きを出すことを心掛け、腰壁にはミラーを貼り、カット兼待合の長いテーブル同様に目線を中央に向ける効果を狙いました。女性も男性も年代も関係なく、誰もが店内に入りやすく、過ごしやすく、無機質なものを使用しつつも目線の行くところにはスタイリッシュでありながら木目を絡ませた暖かみのある全体空間を演出しました。</div><div><br></div><div>【概要】</div><div>計画地:大阪府豊中市</div><div>用途:美容室(改装)</div><div>延床面積:132.28㎡(40.01T)</div><div>施工:KEN DESIGN PRO・ミヤ工芸・カモクラフト</div><div>写真:浅野豪</div> <br></div>
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- 流川のテナントビル_広島市
- <strong>流川のテナントビル</strong><div><strong><br></strong></div><div>【概要】</div><div>計画地:広島県広島市</div><div>用途:テナントビル(新築)</div><div>構造・規模:木造(耐火)・2F建</div><div>敷地面積:115.90㎡(35.06T)</div><div>建築面積: 78.68㎡(23.86T) <br></div><div>延床面積:154.89㎡(46.85T) <br></div><div>施工:正光建設</div><div><br></div>
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- 尼崎のヘアサロン_兵庫県尼崎市
- <strong>尼崎のヘアサロン</strong><div><strong><br></strong></div><div>【概要】</div><div>計画地:兵庫県尼崎市</div><div>用途:美容室(改装)</div><div>延床面積:64.48㎡(19.51T)</div><div>施工:Mza</div>
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- 東青崎町のDIYオフィス_広島市
- <strong>東青崎町のDIYオフィス<br></strong><div><strong><br></strong></div><div>【概要】</div><div>計画地:広島県広島市</div><div>用途:事務所(改装)</div><div>延床面積:48.09㎡(14.55T)</div><div>施工:asazu design office・consent・カモクラフト<br><div><br></div><div><br></div><div><br></div></div>
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- 堀越の家_広島市
- <div><strong>堀越の家</strong></div><div><strong><br></strong></div><div style="text-align:justify">近年、土地区画整理事業がおこなわれ今後10年程度の歳月をかけ様々な開発がおこなわれる地域の少し奥まった昔からの家屋が立ち並ぶ住宅街。<br>この地域で多く見られる道路幅が極端に狭いこと、老朽化した木造家屋が密集した地域に近年空き家や建物の老朽化により建物の解体、新築が盛んになってきており新しく生まれ変わっていくだろう地域でもあります。そんな地域柄の奥の奥に敷地は位置します。</div><div style="text-align:justify">家族構成は夫婦、こども園へ通う幼い姉妹の4人家族。こどもの成長と共に日々の時間が楽しく、豊かになる空間を計画しました。建主から1番初めにでてきた要望は、車を3台駐車できるスペースの確保。そして、駐車スペースから建物まで雨に濡れずに行けるアプローチ。</div><div style="text-align:justify">計画は駐車スペースの配置計画からはじまりました。</div><div style="text-align:justify">アプローチとなる部分は木造でありながら駐車スペースを確保するため屋根を木造でありながらキャンチレバーにしホームコネクターを採用した。<br>駐車場配置から導かれたキーワード【集いの場】このキーワードを難しいことは考えずシンプルに計画していきました。<br>週末には建主の姉妹家族や親、またこどもの通うこども園が近いことから多くの人々が集まる場となります。集いの場と並行して人と人の導線もシンプルに。プランは1階には柱や壁を最低限にし大きな1室の空間としています。LDKそして状況に応じて様々な場となるフリースペースをとっています。玄関という玄関はなく、扉をあけると直ぐに1番の集いの場、そして生活の中心の場であるLDKへ直結します。また、第二の集いの場へと変化する駐車場スペースはこどもの遊び場やバーベキュー会場へとなり、デッキテラスを1クッション挟みLDKへの第2の玄関となります。<br>アイランドキッチン+ダイニングテーブルを空間の中心に配置し、キッチンを取り囲むように、外部と内部の空間を繋ぐよう人々の回遊性を生み出します。リビングは標準FLより+700 ダイニングテーブル天板とフラットにすることにより空間の連続性。また天井の高さが必然的に変わる事で空間の変化をもたらせます。リビング床を+700にしたことにより、生活の最重要拠点となるキッチンに立つことが多い家族の核の奥さまとリビングで遊ぶこども達、そしてリビングで寝転ぶ事の多い旦那さま。キッチンとリビングでの目線の高さがほぼフラットになりより会話も生まれてきます。人々が集う時は、リビングへあがる4段の段が座る場となり、ものを置く場と変化し連続する空間を繋ぐ役割を果たします。空間の途中に段をつくるという一見はデメリットとなりうる場をより良いメリットを生み出す場へとなる配置しました。またリビング床を+700にすることにより、外部へ続くデッキテラスも外周部からは高い位置となり塀の役割を果たし、第二の集いの場となる駐車場スペースと道路からの目線を遮断しプライバシーを確保することが可能になります。2階はシンプルに家族の完全プライバシー空間になりうる、寝室、こども部屋、洗面室、風呂を配置しました。軒の深さを寝室→子供部屋→洗面室と少しずつ浅く変化をつけるようしています。南側に面し日中光が差し込みながら、2階の中で一番落ち着ける寝室の軒を一番深く、2階の中で一番光が欲しい洗面室の軒を一番浅くし光の差し込む量を調整しています。</div><div><br></div><div>【概要】</div><div>計画地:広島県広島市</div><div>用途:注文住宅(新築)</div><div>構造・規模:木造・2F建</div><div>敷地面積:169.69㎡(51.33T)</div><div>建築面積: 75.96㎡(22.98T)</div><div>延床面積:118.42㎡(35.82T)</div><div>施工:キリン木材・ミヤ工芸・カモクラフト</div><div>写真:矢野紀行</div><div><br></div><div>※MODERN LIVING no,250 掲載</div><div>※LiVES no.111 掲載</div>